コケの対策方法をご紹介します。
コケの発生は必ず誰もが経験し、悩ませる事と思います。
コケの対策、対処をご紹介していきます。
コケの種類
本当は沢山の種類のコケがありますがコケに興味がないので細かくは説明しませんが、おおまかには、茶色いコケ、緑色のコケがあります。
茶色いコケは、水槽セッティング後の早い段階(バクテリアが不十分な時など)で発生します。擦ればすぐに落ちます。
やっかいなのは緑色のコケ、いろいろな種類や特徴がありますが、茶色のコケよりも落ちにくく、匂いを発するものもあります。
コケの発生を抑える
・水を汚さない。熱帯魚にとっても良くないですが、コケを発生させることになります。
(バクテリアを増やす。エサや水草の肥料を与えすぎない。定期的な水換えを行う。など)
・アルカリ性になると発生しやすいコケもあるので、水質に気をつける。
・直射日光はあてない、照明もあて過ぎない。(水草の生長と同時にコケの生長にもつながります。)
・発生しはじめに物理的に排除する(ブラシなどで取り除きます)
・コケを抑える薬を使う。(水質調整剤。麦飯石など)
・コケを食べる生物を常に入れておく。
エビ
エビは熱帯魚以上に水質の変化に弱いので、水あわせは熱帯魚よりも時間をかけるようにしてください。
また、高温にも弱いので夏場は水温上昇の対策が必要です。
コケ対策として入れるならヤマトヌマエビかミナミヌマエビがお勧めです。他は観賞用ですね。
名称(写真) | 特徴 | コケの除去 | 繁殖容易度 |
ヤマトヌマエビ
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大型のエビで一番よくコケを食べてくれます。 コケがなくなると水草を食べ始めるので注意が必要です。 60cmの水槽で5匹?10匹程度でコケの発生し始めは対応できるそうです。 |
★★★ | ☆☆☆ |
ミナミヌマエビ |
繁殖させやすさではNo1です |
★★☆ | ★★★ |
ゼブラシュリンプ |
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★★☆ | ★★☆ |
ビーシュリンプ
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管理者の水槽では、ヒーターの中に入りっぱなしで、いるのかいないのか分からない状態でした。 |
★☆☆ | ★★☆ |
クリスタルレッドシュリンプ |
この中では一番飼育が難しいようです。 |
☆☆☆ | ★★☆ |
表は飼育が容易なものから紹介しております。
難易度は★★★容易で☆☆☆困難です。
発生したコケを排除する対処。
コケの発生が初期段階を過ぎてしまったら、コケを食べる生物やろ過装置だけに任せておけない。
やはり強制排除ですね。
水槽内の水草、岩や流木などのアイテムは取り出して掃除できるけど、きっと底床にもコケが発生しているから、大変ですが水槽の丸洗いしましょう。ろ剤のメンテナンスも忘れずに。
コケの対処方法を紹介いたします。
対処方法 | 対象アイテム | 注意事項 | 効果 |
擦り洗い | 硬い物 | さすがに水草は軽く擦る程度なのでほとんどコケは落ちません。 水草以外なら熱湯に10分以上つけてから擦ると落ちやすくなります。 | ☆☆☆ |
木酢液 | 全て | 水草の有効手段です。しかし、コケに効くと同時に水草にもダメージを与えます。
薄めに希釈したものから試し、徐々に濃くしていくようにしましょう。
水槽から取り出した水草に薄めた木酢液をスプレーorはけ塗りし、3分ほどで洗い流しましょう。
その後変色したコケはエビなどが食べてくれるでしょう。
| ★☆☆ |
中性洗剤 | 水草、流木 以外 | 基本的には洗剤は御法度ですが、使用後はよーく洗い流してから水槽に入れましょう | ★★☆ |
漂白剤 | 水草、流木 以外? | 洗剤が御法度なのですから、これは論外です。でも、これは一瞬にしてコケが落ちますよ。★10個つけたいぐらいです。
問題はきれいになった後です。即、水槽に戻すと水槽が全滅するでしょう。洗浄後エアレーションをして7日ほど水につけてましょう。
念のため水槽に入れる前にパイロットフィッシュで試してからにしましょう。 | ★★★ |
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